安来市議会 > 2014-12-05 >
12月05日-04号

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  1. 安来市議会 2014-12-05
    12月05日-04号


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    平成26年第 72回12月定例会             平 成 26 年 12 月 定 例 会平成26年12月5日(金曜日)            出 席 議 員 ( 2 1 名 ) 1番 澤田 秀夫君      2番 佐々木厚子君      3番 丸山 征司君 4番 作野 幸憲君      5番 樋野 智之君      6番 田中 明美君 7番 原田貴与子君      8番 田淵 秀喜君      9番 田中 武夫君 10番 石倉 刻夷君      11番 岩田 拓郎君      12番 永田 巳好君 13番 葉田 茂美君      14番 嶋田 豊昭君      15番 井上 峯雄君 16番 佐伯 直行君      17番 中島 隆夫君      18番 上廻 芳和君 19番 遠藤  孝君      20番 梅林  守君      21番 金山 満輝君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            事  務  局  出  席  者 事務局長 平井  禎君   事務局次長 前田 康博君   主幹   野口 賢哉君            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 市長      近 藤  宏 樹君      副市長     新 田  典 利君 副市長     井 上    博君      教育長     勝 部  慎 哉君 政策企画部長  木 村  慎 治君      広瀬地域センター長                                安 部  浩 巳君 伯太地域センター長              総務部長    清 水  保 生君         門 脇  正 志君 市民生活部長  内 田  修 次君      健康福祉部長  仁 田  隆 敏君 産業振興部長  石 井  信 行君      基盤整備部長  作 野  立 生君 上下水道部長  内 藤  修 治君      消防長     原    政 男君 市立病院事務部長蒲 生  安 生君      統括危機管理監 仲 西  寛 治君 健康福祉部次長 岩 見  喜久子君      教育次長    太 田  健 司君 総務課長    宮 田    玲君      財政課長    池 田  周 一君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議  事  日  程(第4号)                        平成26年12月5日(金)午前10時開議第1 一般質問第2 議第103号 安来市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について第3 議第104号 安来市給食センター建設(建築)工事請負契約の締結について第4 議第105号 安来市給食センター建設(機械設備)工事請負契約の締結について            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1から日程第4まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開議 ○議長(金山満輝君) おはようございます。 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 ○議長(金山満輝君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。 一問一答方式で行います。 6番田中明美議員、質問席へ移動願います。            〔6番 田中明美君 質問席〕 ○議長(金山満輝君) 田中議員の質問時間は50分間です。 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) おはようございます。議席番号6番田中明美でございます。議長の許可をいただきましたので、早速一般質問をさせていただきたいと思います。 3日目となっておりまして、今議会で人口対策として定住問題、財政運営についての質問が集中しておりますが、私も同じくこの2つの項目を中心に質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 まず、8月に安来市におきましても人口対策本部が立ち上がりました。ほかの自治体に負けない、いえ、ほかの自治体よりも魅力ある戦略を打ち出され、国においての人口減少対策の流れを安来市としてしっかりと取り込んでいかれると大変に期待をしております。 市長の所信表明でもありましたが、この人口対策本部は4つの基本戦略を決定されました。改めてその4つの戦略のご説明をお願いいたします。 ○議長(金山満輝君) 木村政策企画部長。 ◎政策企画部長木村慎治君) 失礼いたします。 昨日までの答弁の趣旨と重複するところもあろうかと思いますが、お答えをさせていただきます。 安来市人口対策本部での議論によりまして、雇用、住居、育児、教育、生きがいの5分野にわたります横軸として4つの基本戦略を選定しております。 1つ目は、女性に魅力あるまち戦略として、若者に魅力ある施策の実現を通じ、若年女性の定住増加を目指すもの。2つ目は、目指せ出生率アップ戦略として、未婚化、晩婚化対策を含め少子化対策を推進することで合計特殊出生率の改善を目指すもの。3つ目は、住みたいまちなか戦略として、まちなかへの人口誘導を推進するもの。4つ目は、中山間地域元気いきいき戦略といたしまして、中山間地域の活性化を通じ、中山間地域での人口定住を推進するものでございます。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) ありがとうございました。 9月議会の私の一般質問の中で、対策本部で当年度に組まれることは何ですかという質問をさせていただきましたら、国、県への要望活動や来年度予算編成方針に向けて議論を進めますという答弁でありました。その後、県に対してはどのような要望がなされましたでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(金山満輝君) 木村政策企画部長。 ◎政策企画部長木村慎治君) 10月16日でございますが、島根県市長会が開催されておりまして、県知事との意見交換が行われております。その際に、人口減少対策は国が率先して進めるべき施策であること、その上で大都市部への一極集中の是正による地方分散型の社会づくりが重要であり、さらに地方においては若者の働く場の確保と子育てに配慮して就労条件の改善を進めることが必要である等々の提案をいたしております。 なお、島根県におきまして、この提案を含め、県市長会あるいは県町村会での意見をもとに人口問題対策に関する提案書を取りまとめ、先月10日、11日でございますが、県知事と県議会議長により国に提案、要望活動が行われております。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) ということは、県要望という形ではなされていないということのようですので、ちょっと残念ではあったんですけれども、近藤市長が市長会のほうで提案をされておったということでありました。島根県として、人口減少対策というのは国全体として子育て支援を強化充実することが重要である。男女ともに働きながら子供を産み育てやすい社会的環境づくりが大事であること、また出生率の低い大都市部から出生率の高い地方部へ若年層を移すこと、地方部が出生率が高くても若年層の大都市部への流出が続いているため、若年層の地元定着、子育て支援や産業振興、地域施策をさらに推進していくために国の総合的な財政支援の拡充、強化が不可欠であるという考え方で、国に提案、要望活動が行われたというふうに私は認識をしております。 できますれば、私としては安来市として県にしっかりとした形でこういう要望をかけたいという、文書を持ってまた提言をしていただきたいな、要望していただきたいなというふうに思っております。もちろん国、県にも要望をしていかねばなりませんけれども、安来市独自で魅力のある人口対策の施策を打ち出していかなければ、ほかの自治体の人口がふえても意味がありませんですので、人口対策本部の今後はどのようなスケジュールで進んでいかれますでしょうか、お伺いをしてみたいと思います。 ○議長(金山満輝君) 木村政策企画部長。 ◎政策企画部長木村慎治君) こちらにつきましても、昨日までの答弁と重複するところがあろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。 来年度当初予算編成方針の中で、人口対策事業重点事業の一つとして掲げ、実施可能な事業については総合戦略の策定に先んじて実施してまいりたいというふうに考えております。 また、なるべく現在の人口対策本部の議論の中で、速やかに総合戦略についても策定してまいりたいということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) 来年度、人口対策事業というのは重点事業の一つとなるということのようでありますので、27年度当初予算にどのような魅力ある施策が盛り込まれるのか、大いに期待をしたいと思っております。 安来市の人口対策の4つの戦略の中で出生率アップ戦略がありますが、この関連の質問をさせていただきたいと思います。 まず、昨年の安来市の出生人数と安来市の合計特殊出生率をお伺いをいたします。また、安来市は現在不妊治療助成を行っておりますが、その内容と実績についてもお伺いをいたします。 ○議長(金山満輝君) 岩見健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長岩見喜久子君) 失礼いたします。 初めに、安来市の出生数と合計特殊出生率でございます。 平成25年の出生数は261人、同年の合計特殊出生率は1.49であります。合計特殊出生率は、平成23年から増減なく推移しております。 不妊治療助成の内容と実績についてでございます。 現在の一般不妊治療助成事業は、不妊治療を受けているご夫婦に対して保険適用の一般不妊治療及び検査、人工授精の自己負担額の一部を助成するもので、助成費を年間3万円、助成期間を3年と設定しております。 平成20年度から実施しておりますが、昨年度までの6年間の実績は、申請者146人中93人の妊娠を確認しております。 以上です。
    ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) ありがとうございました。 澤田議員もおっしゃっていらっしゃいましたが、25年度で島根県の出生率というのは1.65でありました。国は1.43でございます。安来市が出生率アップ戦略と掲げていくのであるならば、安来市の出生率を少なくとも島根県の出生率の1.65の実績を上回ってほしいものでございます。 先ほど一般不妊治療助成事業の実績を伺いました。保険適用分で年3万円の3年間で合計、マックスで9万円の助成がなされております。体外受精特定不妊治療でありまして、1回15万円で通算10回までで治療の支援事業が入ります。しかしながら、体外受精まで行えば100万円などすぐに消えていってしまうそうです。不妊治療は肉体的にも精神的にも経済的にも負担が大変大きいと私は認識しております。子供を産みたくて努力をされている方々に、安来市として不妊治療助成の拡充をぜひご検討いただきたいと思います。 そして、今晩婚になっていることが妊娠をより難しくしている原因にもなっております。一般的に37歳を過ぎますと妊娠力は急激に低下をいたします。また、高齢出産がふえれば先天異常の発生率も高くなりますし、高齢出産には妊娠高血圧症候群のリスクも伴います。家庭を持つことの意義、子供を授かり育てることの意義を学ぶ教育は、小さいときから男女ともに必要であると考えます。そして、女性は第1子を25、6歳ごろまでに産み、30歳ごろまでには妊娠、出産を終え、そして社会復帰、40歳ぐらいまでには仕事のキャリアをしっかりと伸ばし、女性が社会進出していくことこそが各自治体の大きな人材となるわけです。 このことについても、子供のころからの教育を行っていかなければ、大人になってからなかなか柔軟な心になることができないものです。男女共同参画の面からも、しっかり女性の社会進出と母子についての勉強をしてくださるように、ぜひ願っております。 不妊治療助成拡充と教育の充実も出生率アップ戦略に入れ込んでいただくことをぜひご検討いただきたいですし、合計特殊出生率を安来市としていつまでにこれくらいまでというような明確な数値をもって目標をお示しいただくこともお願いをしておきます。 次に、住みたい町なか戦略についてでありますが、現在市内の定住促進のための住宅補助についてお伺いをいたします。 ○議長(金山満輝君) 木村政策企画部長。 ◎政策企画部長木村慎治君) 失礼します。 現在、本市の住宅補助につきましては、市内への定住促進のために3つの補助制度を実施しております。平成22年度から実施しております安来地域材活用住宅普及促進事業補助金につきましては、市内在住の世帯や市外からの定住世帯を対象に、市内の山陰で育った木材を使用し、住宅を新築また増改築した場合に、その費用の一部を助成するものでございます。補助金額につきましては、補助対象経費の10分の1以内、100万円を限度としております。 今年度、現在までの実績につきましては13件でございます。さらに、今年度からは空き家改修事業補助金定住促進支援事業補助金の2つの制度を創設いたしました。 まず、空き家改修事業補助金でございますが、これにつきましては3年以上居住する見込みのある方を対象に、本市の空き家バンク登録物件を市内業者に依頼して改修した場合、改修に要する経費の一部を補助するものです。補助金額につきましては、補助対象経費の3分の1以内、30万円を限度としております。現在までの実績につきましては3件でございます。 次に、定住促進支援事業補助金につきましては、新婚世帯またはUIターン者を対象といたしまして3つメニューを設けております。 1つ目は、賃貸住宅家賃助成でございます。民間賃貸住宅への入居に対し家賃の一部を補助するものです。補助金額につきましては月額1万円を限度とし、交付期間を36カ月以内、3年としております。 2つ目は、中古住宅取得助成として、中古住宅の取得に要する経費の一部を助成するものです。補助金額固定資産税相当額としており、年10万円を限度とし、最長5年間交付いたします。 3つ目は、中古住宅除却助成といたしまして、中古住宅を取得、除却後に同一敷地内に住宅を新築する場合、その除却に要する費用の一部を補助するものでございます。補助金額につきましては、補助対象経費の3分の2以内、80万円を限度としております。 現在まで、賃貸住宅家賃助成につきましては2件実績がございまして、中古住宅取得補助につきましては2件の相談案件、来年度申請をいただく予定としております。 なお、今年度から創設した補助制度を活用されまして、既に13名、5世帯になりますが市内に定住されております。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) ありがとうございました。 最初にご説明をいただきました安来市地域材活用住宅普及促進事業補助金というのは、少し市内定住促進の施策とは違っておったんではないかと思いましたが、各種助成制度を使って市内に定住いただいた実績が出てきているというふうに伺いまして大変うれしく思いましたし、これからの助成制度ももっともっと活用されまして、定住が促進されることを大いに期待したいと思っております。 昨日田中副議長や岩田議員さんの提言でありました民間の借家建設についての補助ですとか、戸建て、持ち家の高齢者世帯を町なかの高齢者住宅に誘導して、民営の借家に住んでいらっしゃる子育て世帯高齢者世帯が住んでいた戸建てにリフォーム補助家賃補助を行い住んでいただく住みかえを行う仕組みなどは、ぜひ検討してみていただきたいというふうに思っております。 きのうの新聞記事に、人口の社会増に結びつく施策づくりをテーマに、雲南市、奥出雲町、飯南町と雲南広域連合の若手職員の方々が考えられた政策案を伝える発表会があったということでありました。行政関係者が約50人の前で、20代から30代の職員さん約20人が5班に分かれてそれぞれ提案を発表されたそうであります。安来市でもぜひ、市の職員さんはもちろん、広く市民の皆さんにも一緒になって定住促進の施策案の募集ですとか発表会などを開催してはどうかなというふうに思いました。 いずれにいたしましても、この人口対策事業は、平成27年度当初予算におきまして重点事業となるわけであります。安来版の総合戦略の策定後、いつまでに何人の人口増というように、必ず目標を数値化して明確にしていただきまして、速やかに我々や市民に対しましてご報告いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 市長、何かコメントがございましたらよろしくお願いいたします。 ○議長(金山満輝君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) 今具体的な数値目標ということでございまして、なかなか今日本中が少子化というか人口減と大変な状況におるところでございます。 これには、ご承知のように一極集中というのがあります。全人口1億2,700万人が100万人減って1億2,600万人になるんですが、この一極集中、東京に、どんどん首都圏に集まってということでございまして、地方は首都圏を除いてほとんど大変な状況です。それをどうやって踏みとどめるかと、先ほどの県への要望もですが、ぜひともこれ島根県もすごく安来以上に困っているわけです。隠岐は55%が減少です。石見部は46%ぐらいの減少です。こちらでいうと7%ぐらいなんです。それで、もう西部のほうも大変なことで困って、これは島根県ばかりではありません、北海道もです。きのう北海道のほうの例が出ましたけれど、北海道も札幌ひとり勝ちで、あと大変な疲弊しておるんです、どこも、財政的にも。こういうことで、今我々はその人口をふやすために子育て、働く場を確保、子育てをきちんとしようということで知事さんらと話をしているところでございまして、島根県も本当に困っているんです。今言いましたように、なかなか目標値を幾ら立てよう、国は1億人でとめようというふうに言っております、今約1億2,600万人あるのですから。ですから、なかなか目標値を定めるということは大変難しいですから、せめて出生率は今1.4幾らですので1.7、8ぐらいまでに持っていかにゃいかんなと。国の目標が1.9です。2.08にならないと人口はふえないと言いますので、せめて当面1.7ぐらいを目指していきたいと思っております。人口はなるべく減らないように、一生懸命頑張って食いとめているところでございます。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) 目標値でありますので、ぜひともそれを、100メートル走るのとマラソンを走るのでは準備が違いますので、いつまでに幾らという目標がなければ進められない、進め方も変わってくると思いますので、ぜひとも数値、期日をご検討いただきますようによろしくお願いいたします。 それでは、次の質問に入らせていただきます。 申しわけありません。順番が変わりますが関連でございますので、地域防災・防犯の対策についてお伺いをいたします。 昨日も上山佐地内で県道の山側ののり面の土砂崩れがありました。幸いにも人的災害の可能性は低いということでありますが、通行どめは少なくても10日はかかるようでございます。近隣の皆様や土砂崩れ現場より上にお住まいの皆様方の通勤等のご不便に対しまして、まずお見舞いを申し上げます。 また、道路の復旧に向けましてご尽力いただいております関係各位の皆様方には、くれぐれも安全第一で作業を進められますことをお願いいたします。 安来市の自主防災組織は、各地域で結成が進んでいるというふうに聞いております。各地域の皆様方が積極的に、地域の有事のときに高齢者、子供や障がいを持っていらっしゃる方々の避難活動においてまず一番にお世話になるのが、この自主防災組織の皆様方であります。日ごろの活動に対して感謝の気持ちでいっぱいです。 まず、地域の防災対策についてお伺いをいたします。 市内各地域で結成されています自主防災ですが、それぞれの地域や組織体制により、どうしても防災力に差が出てくるというふうに考えます。各自主防災組織地域防災力の違いや評価についてはどのように認識をされておりますでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(金山満輝君) 仲西統括危機管理監。 ◎統括危機管理監仲西寛治君) 失礼します。 各地域で自主防災組織の結成が進んでおります。平成26年3月現在、市内全域におけます世帯数での結成比率としましては約55%となっております。今後の結成見込みも含めますと60%を超えるところまできております。災害時において最も頼りになりますのが、隣近所を初めとした地域の助け合いであり、各自主防災組織で積極的な活動をしておられます。市として、こうした地域活動に関し統一的な項目や基準のようなものを整理して、それに基づいた評価などは行っておりませんが、安来市総合防災訓練や安来市防災指導者講習会へ参加していただき防災力のレベルアップを図っていただき、地域の見守り活動をしていただいている現状でございます。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) ありがとうございました。 防災訓練や講習会に参加いただいてるということでありました。もちろん防災訓練防災指導者講習会に参加いただくことは、知識として取り入れていただきますのでとても大切であるというふうに思っております。ですが、市内で自主防災組織の形だけを立ち上げたら、それから先どのような活動を、またどのような準備をしたらいいのか悩んでいらっしゃる組織もあるというふうに聞いております。 これも北海道の北方建築総合研究所の提案でございますが、自治体が自主防災力評価指標を提示いたしまして、その指標の内容を各自主防災組織が検討、精査され、その調査結果をまた行政へ提供してもらい、評価手法に基づいて自治体は地域の防災力の評価を実施していきます。災害危険度地域防災力を指標として各自主防災組織を比較することにより、各地域の防災対策の方向性を具体的に検討することができること、また行政側は災害対策の実施の優先的な地域をより把握することができます。 評価指標とは、まず集落の孤立にかかわる災害危険度の項目で、他地域との道路の接続本数や役場からの距離、集落の地形、想定される災害などを記入してもらいます。また、災害対応にかかわる基礎的な地域特性の項目では、人的資源として世帯数、年齢構成、地域活動のリーダーや災害経験者、居住地の分布などを記入していただきます。地域活動の項目では、自治会や地域行事など地域活動状況、農作業などの地域内での共同作業状況、また耕作地、住宅、集会施設の維持管理状況を記入いただきます。関連機関との連携の項目では、役場との日ごろからの連携度、また消防団の有無、その他の団体との日ごろからの連携などを記入いただきます。防災計画の項目では、平常時の危険箇所の点検、災害時の避難や安否確認、救助、救護の体制の整備、地域での訓練学習の有無などを記入いただきます。施設基盤においては、避難場所や避難経路は確保されているのか。備蓄や資機材が準備されているかなどが評価指標のもととなります。私は大変参考になるのではないかというふうに感じました。安来市でもぜひ取り入れていただきたいなというふうに考えますが、この自主防災組織地域防災力の強化についてのご検討のお考えはいかがでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(金山満輝君) 仲西統括危機管理監。 ◎統括危機管理監仲西寛治君) 失礼します。 各組織で均一的なレベルアップが必要と考えます。今後前向きに検討したいというふうに思います。 以上です。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) ぜひともご検討いただきたいと思います。自主防災組織の皆様方のすごく活動がしやすい指標ではないかなというふうに感じておりますし、これを安来版もぜひつくっていただければいいのではないかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 では、次に地域の防犯対策についてお伺いをいたします。 近年、児童・生徒の登下校時に不幸な事件が多発しており、安来市においてもたびたび不審者情報を耳にしております。各地域で児童の下校時の見守り隊の方々にお世話になっておりますが、市内の子供の見守りについての状況はどのようになっておりますでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(金山満輝君) 仲西統括危機管理監。 ◎統括危機管理監仲西寛治君) 失礼します。 子供の登下校などの見守りにつきましては、市内各小学校に見守り隊がございます。登録人数は484名でございます。また、青色パトロール隊は6団体88名、青色回転灯装備車は78台でございます。活動につきましては、それぞれの地域の特性に合わせて自主的に活動をしておられます。 以上です。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) 各地域で自主的に活動していただいておりますので、もちろんその見守り方法というのもまちまちであるというふうに思っておりますし、ということは危険度の考え方もばらばらではないのかなというふうに私は考えました。子供の見守りにつきましても提案をさせていただきたいと思います。 まず、小・中学校生全員に、学校から自宅に帰るまでの通学路で自分が危ないなとか怖いと思う場所ですとか、交差点また1人下校をする区間を地図に線引きしてもらいます。この危険箇所と1人下校の区間マップを作成することによりまして、見守りの場所、110番の家の設置場所、ひいては通学路の見直しも考えられるようになります。また、照度計を用いて暗がりマップも作成をいたします。これを作成することによりまして、街灯整備と各家の門灯点灯運動が活発にできます。地域の見守りというのは、初めは盛り上がって頑張れるんですけれども、やっていくうちに本当に役立っているのか、見守っている側もだんだんたいぎになってまいりますし、子供の保護者側もだんだんとなれてきますと、お年寄りが歩くのが遅くてうちの子がなかなか帰れなくて逆にかわいそうだですとか、今度は逆に見守りの皆さんたちが、こんなにやっているのに親から感謝の言葉が一言もないというような、そういうことが全国的にも見守りの活動というのはトーンダウンすることがあるのだそうです。しかし、子供の危ないですとか怖いのアンケートをもとに見守りを計画的に行うことによりまして、子供に安心感というのか実感として生まれ、それがわかりますと保護者も見守りをしていただいている方々に対しまして感謝をすることができます。見守りの皆様方にもやりがいが生まれますし、持続的な活動となりまして、ひいては地域コミュニティーづくりができてきまして防犯力が高まります。このたび見守り隊の質問をしたいとなったときに、組織の立ち上げ方がさまざまであることから、どこが所管するのか執行部も実は悩んでいらっしゃいました。ぜひ各地域でマップ作成をしていただきまして、それを把握されます担当課を決めて防犯力を高めていっていただきたいというふうに思っておりますが、ご検討お願いしたいですが、いかがでしょうか。 ○議長(金山満輝君) 仲西統括危機管理監。 ◎統括危機管理監仲西寛治君) 今後関係部署と協議してまいります。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) 前向きに協議をお願いいたします。 次に、独居世帯、高齢者世帯の見守りについて、各地域でどのような体制がなされておりますでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(金山満輝君) 仲西統括危機管理監。 ◎統括危機管理監仲西寛治君) 失礼します。 安来市要援護者台帳などを活用し、民生児童委員や自主防災の皆さんに地域の中心的な役割を担っていただき、各地域において独居、高齢者世帯への声かけなどの見守り活動を行っていただいております。 以上です。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) 民生児童委員さんやら自主防災組織の皆様方が中心となって活動されているということでありました。田淵議員もおっしゃっておりましたが、このたび宇波地区におきまして、交流センターを中心に地域内交通を走らせることを検討されましたことを発端に、宇波の里創生プロジェクトが立ち上がり、地域交流の活性化や高齢者の見守り、地域安全マップづくりと地域のきずなや安心・安全が高まったと感じております。自主防災組織というのは、町部より中山間地域のほうがしっかりしております。安心・安全の観点からは、人口対策の中山間元気いきいき戦略の推進が図れるのではないかというふうに私は感じております。宇波地区の地域内交通は、市民参画課の職員の方々が根気よく地域に入っていって、地域と一緒になってここまでこぎつけられたのだというふうに思っております。ぜひとも今後人口対策においても地域に入っていただいて、地域と一緒になって人口対策を考えていっていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 市長、何かコメントがございましたら、急ですがよろしくお願いします。 ○議長(金山満輝君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) 人口対策は、先ほども申しましたように一生懸命頑張っていきたいと思いますが、この防犯につきまして、私も安来の担当をしておりますので、今島根県、ご承知のように全国で最も犯罪の少ない県で、今実質日本一を目指して犯罪のない県にしていこうと思っておるところでございまして。しかし、数年前に浜田市で女子大生のああいう事件もありましたので、また松江市内においても行方不明者が出たりしておりました。さらに、犯罪者はそういうきちんとした対応をしてる町はなかなか狙いにくいそうなんです。ですから、そういうきちっとして、先ほど言われました防犯力、きちっと高めることが必要であります。今先ほどご提案のように、子供がいろいろな危険箇所を指定して、それをマップ化したほうがいいんじゃないかとか、あるいは一戸一灯運動、前もあったんです。みんな門灯をつけようと、そうすると防犯にかなり役立つということなんですが、電気代がもったいないということでして街灯を消される方もあるんです。ぜひともこれもまた運動して、さらに日本一を目指していかなきゃならんと、こういうふうに思っております。 先般も歳末のこの青色パトロール出発隊がありました。本当に地域の皆さんが一生懸命、まさに内容ともに日本一を目指していきたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 それでは、時間がなくなりましたので、最後に将来の財政運営についてお伺いをいたします。 たくさんの議員の方々が質問されていらっしゃいましたので、私は確認ということでさらにお伺いをしたいと思いますが、時間がございません。市長にしっかりと答弁いただきたいので、まず中期財政について、また昨年度策定された中長期財政見通し、今回策定されたものとどういうふうに変わったのか、財政見通しはよくなったのか、結果として3大事業に向かっていけるのかということを総務部長、簡潔にお願いをいたします。 ○議長(金山満輝君) 清水総務部長。 ◎総務部長(清水保生君) 簡潔ということでございますので、簡潔に申し上げますと、十分に3大事業に対応できると、これは昨日ご答弁させていただいたと思っております。十分に今対応できるというふうに判断をしております。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) 財政のプロの総務部長から十分に対応できるということでありました。 近藤市長、では3大事業に向けても、市民サービスを落とさずにこの3大事業、しっかりと向かっていくことができるか、改めてご決意お願いをいたします。 ○議長(金山満輝君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) この3大事業、決してぜいたくをするわけじゃなくて、本当に老朽化、狭隘化、機能低下とか、ああいうバリアフリー、あるいは施設とか、本当に必要に迫られているものでございまして、余分なものを建てようなんていうことは一つも思っておりません。そして、市民サービスの向上はぜひとも質を落とさないようにしていきたいと思います。具体的に申しますと、財政の健全化、1つずつ、ちょっとここで最初に言います。公債費の残、借金の残が平成17年度から120億円減りました。それから基金積み立て、これが31億円から85億円で54億円ふえました。ですから、本当にここで174億円、きちんと健全化をしております。そして、実質公債費比率、借金の比率です、平成19年に24.6、これは全国市の中でワーストナインでした。これが平成24年には15.3%、およそ10%改善しております。そして、今合併特例債、そして3分の2の国の援助があって、そしてまた合併、一本算定後の交付のこういうことが決まっていますので、今本当に大変財政的には十分耐え得ると思っております。今やらなければ、本当にこの3倍の費用が要りますので、ぜひとも今のゼロ歳の子が70歳、60歳になっても使えるような施設を、皆さん方と一緒になって建てられたらな、こういうふうに思っておりますので、どうかご協力をお願いします。 ○議長(金山満輝君) 田中明美議員。 ◆6番(田中明美君) 市長がそう言っていただきましたので、本当に私もせっかく建てるものであるなら中途半端なものでは意味がないというふうに思っております。必ず市民の皆様に喜んでいただける親しみのある使いやすい愛着がある建物にしなければなりません。 私は、この3大事業に携わらせていただいたことに本当に誇りを持って感謝もしております。ここにおります全員が事業を進めるのであれば責任がございます。部長の皆様方は、収支不足になったときはもういらっしゃいませんけれども、ですが責任がございます。退職されてからクレーマーなどとならずに、退職されてからもしっかりと安来の行政に対して活躍いただきたいんでありますし、我々も責任を持ってこの建物がよくなっていくことを努力していかなければならないと思っておりますので、私自身そういう決意でこの庁舎の特別委員会の副委員長もさせていただいておるつもりでございますので、何とぞよろしくお願いをいたします。 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(金山満輝君) 以上で6番田中明美議員の質問を終わります。 12番永田巳好議員、質問席へ移動願います。            〔12番 永田巳好君 質問席〕 ○議長(金山満輝君) 永田議員の質問時間は50分間です。 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) きょうは最後の一般質問ということで、このたび私3つの質問ということでさせていただいております。 最初の人口減少対策の取り組みと今後の対策についてをお伺いしたいと思います。 ○議長(金山満輝君) 木村政策企画部長。 ◎政策企画部長木村慎治君) 失礼いたします。 人口減少対策の取り組みということで、今までの取り組みも含めてご答弁させていただいてよろしゅうでございますでしょうか。 それでは、まず本市として、今まで人口減少対策につきましてさまざまな分野で総合的な政策展開をやっております。一例を申し上げさせていただきますと、まず雇用対策でございます。産業サポートネットやすぎや県関係団体との連携を強化しながら、市内企業の事業規模の拡大、販路の拡大、新商品開発の支援など今年度から新たに助成事業を拡充し、企業への支援を強化しております。さらに、工場立地法に基づきます緑地面積率等の基準の緩和をするなど、市外企業の誘致と市内企業への支援をあわせて進めることで雇用機会の拡大を図っております。このほか、農業の担い手確保や耕作放棄地などの課題を抱える中山間地域を対象としまして、昨年度から集落事業の推進事業に取り組んでおります。集落営農を初めとします共同活動への誘導と地域活性化を推進しております。 続いて、住居支援でございますが、先ほど来申し上げております、今年度から空き家の有効活用によります空き家改修補助事業や新婚世帯、UIターン者を対象に賃貸住宅入居や中古住宅取得を支援する定住促進支援補助事業を推進しております。 また、市内光通信網の整備や携帯電話の不感知区の解消対策など、住民生活を支える情報インフラ整備、また国道、県道など地域間を結ぶアクセス道路の整備、生活に直結する地域内の生活道路網の整備を進め、定住環境の向上を進めております。 続きまして、子育て支援につきましては、乳幼児医療等助成費制度の拡充や第3子以降保育料無料化、放課後児童クラブの育成、総合相談窓口の設置、あるいは子育て応援ガイドブックによる情報発信、親子交流センター、子育て支援センターなどによる親子の交流、仲間づくりなどを推進しております。また、妊娠期から健康診断や健康教室、家庭訪問などを実施し母子のサポートに努めるとともに、子供の健やかな発育に取り組んでおります。 また、ふるさと教育といたしまして、小・中学校の9年間を通じ保護者や地域と連携をしながら体験学習に取り組み、郷土を愛し、郷土に寄与する人材の育成を図っております。さらに、就学援助事業につきましても、就学援助の種類にクラブ活動費、児童会、生徒会費及びPTA会費の項目を追加し、子供たちが安心して就学できるよう支援の拡充を行っております。 さらに、地域医療につきましても、市立病院の経営の健全化とあわせまして医療設備の充実を図るとともに、医学生、看護学生への奨学金対応事業により地域医療を守る人材の確保に努め、安心して生活できる医療、環境づくりを推進しているとこでございます。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) 大変な多岐にわたる政策を行っていただいてるということで、今後ともまたよろしくお願いいたします。 それでは、先ほど申し上げていただきました中の事業費の財源内訳をお願いいたします。 ○議長(金山満輝君) 木村政策企画部長。 ◎政策企画部長木村慎治君) 失礼いたします。 先ほど一連としていろいろな本市の事業を紹介させていただきました。 それぞれの目的に応じて、可能な限り有利な財源の充当に努めておるとこでございます。国県支出金はもとよりでございますが、有利な地方債がございます。過疎債のソフト分、先ほど申し上げました事業の中でいいますと、例えば産業サポートネットやすぎの運営費、乳幼児医療費等助成事業、これは国の補助事業でございますが、この一般財源分、それから第3子以降保育料無料化経費などに優先的に充当をしております。その他、先ほど申し上げました、今年度から新たに創設をいたしました空き家改修補助事業の補助金及び定住促進事業補助金につきましても、国の社会資本整備総合交付金を充当しているとこでございまして、極力有利な財源に充てるよう努めているとこでございます。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員 ◆12番(永田巳好君) 先ほどのご説明の中で、まず乳幼児医療費等の助成は県の補助金と、それから過疎債のソフト事業、または第3子以降の保育料の、これの無料化をソフト事業ということでありますけど、これどうでしょうか。過疎債のソフト事業というのは、なかなか今後の安来市の財政を考えた場合、果たしてそういう財政計画がいいのかお伺いしたいと思います。 ○議長(金山満輝君) 清水総務部長。 ◎総務部長(清水保生君) 過疎債につきましては、元利償還金が70%が今年度交付税に算入されるという非常に有利な起債でございます。そういう起債があるとするのであれば、それが安来市がやろうとしております単独事業に充当できるとすれば、それは充てるのが財政的に一番有利ではないかというふうに思っております。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) ただ、要は過疎債は3年据え置き、9年から、3年の後からお支払いするということになってるわけです。一つの例としても、第3子の就学前の保育料無料としても、仮に今回の26年度予算の中で見ると大体22億2,850万円ぐらいですよね。そうしますと、結果的に八百五十数万円は3年先にお支払いしていくような形になっていくんですよね、簡単に言えば、そうですね。そういうことを財政計画の中では余り、それは使えるのは使ったほうがええということは私もそう思います。しかし、そういう財政計画にしては余りいい財政計画ではないということを申し上げておきます。反論があれば。 ○議長(金山満輝君) 新田副市長。 ◎副市長(新田典利君) 過疎債も考え方だと思いますけれども、過疎債のソフト事業というのが認められたのは、従来の過疎債だけでは地域の活性化には寄与できないということで、あえて制度としてそれぞれの地方の単独でいいものがあればこれも使ってくださいということでソフト事業として認められました。ですから、我々はそもそもの過疎債の制度を踏まえた上で、その償還のことは、これは財政計画の中の公債費の償還にどれだけ財源を準備しなければならないかということでございますので、全体のその見通しの中で、使えるものは、有利なものはしっかりと使って市民の皆様のサービスをきちっと維持を、向上させていくということだと思ってます。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) なるほど、私も、だからこの過疎債のソフト事業を使うことに対しては慎重に、今後の財政運営に対しての運営をもう少し考えてもいいんじゃないですかということを言ったわけでございます。過疎債もいつまであるのかわかりませんけど。 それでは、独居老人の世帯数と推移と、それから高齢者人口の推移をお伺いいたします。 ○議長(金山満輝君) 仁田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(仁田隆敏君) 独居高齢者の世帯の将来推計ということでございますけども、この推計値、持っておりませんので、これについては近年の状況で答えさせていただきますと、平成22年3月末の世帯数が1,714世帯、23年3月末が1,770世帯、24年3月末は1,871世帯、25年3月末は1,975世帯、26年3月末は2,078世帯で年々増加している状況でございます。 それから、高齢者人口の推計ということでございますけども、平成26年3月末の世帯数が1万3,422人でございまして、平成29年度には1万3,899人と、ここでピークを迎えると思っております。その後、徐々に減少傾向になると見込んでおりまして、平成32年には1万3,768人、団塊の世代が全て後期高齢者となる平成37年には1万3,077人になると見込んでいるところでございます。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) ありがとうございました。 独居の高齢者の方がふえていくのはいいんですが、ということでございます。それからまた、高齢者人口のほうは、団塊の世代が後期高齢者になる平成37年には少なくなると言われましたけど、全体的な人口を考えてみますと結局多いということではないかと思います。 それでは、独居老人の世帯数の将来推計と高齢者人口の推計について、国立社会保障・人口問題研究所が4月11日に発表した世帯数の将来推計は、ひとり暮らしの高齢者が急増する日本社会構造の変化として、2035年には世帯数が65歳の高齢者世帯のうち、ひとり暮らしが約4割に達し、大きく変わる家族の姿に自治体や企業は対策が急がれると警鐘を鳴らしていました。ちなみに、発表によりますと高齢世帯の比率は、島根県は2010年で38.7%、2035年で46.2%と全国で10番目でございました。ひとり暮らしの高齢者や高齢世帯について、医療や看護だけではなく、地域で暮らし続けるため生活支援サービスが必要と考えますが、何かあればお伺いします。 ○議長(金山満輝君) 仁田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(仁田隆敏君) 独居高齢者の世帯といいますのは、一般的に日常生活というのは支援が得られにくいということにあわせて、近年は認知症になる方の増加に伴って、さらにさまざまな問題が出てくるというふうに思っております。そのような対応を含めまして、今地域包括ケアシステムの構築を進めているところでございます。現在でも、例えば買い物支援などはシルバー人材センターが行っております生活支援事業に、市のほうから補助金を出して支援をしております。今後とも医療や介護といった部分ばかりではなくて、議員おっしゃるような総合的な支援での生活支援、この部分にも支援を拡充していかなければならないというふうになっております。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) ありがとうございます。どうかよろしくお願いいたします。 それでは、市がつくられた対策本部、人口減少の、これは各議員さんのほうからご質問がありましたので、それで私は市長にお伺いしたいと思います。 基本的に人口増減は社会増減と自然増減によるもので、自然動態を確実に見出すためには30年ないし40年のサイクルが必要とされています。これまで当市としては両方の対策に取り組んでこられましたが、これからさらなる追加財源を投資されるといたしまして、市長は社会動態の減を抑制する道を選ばれるのか、自然動態の減の抑制をする道を選ばれるのか、お伺いをいたします。 ○議長(金山満輝君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) お答えします。 今安来市も年に数百人減少しておりますが、その中で特に自然減が多いです。社会減よりも自然減が多いです。ということは、出生してくる、生まれてくる子供より亡くなられるお年寄り、そういう方が多いということでございまして、その3分の1ぐらいが社会減になっております。いずれも、これは出生率も先ほど来ありましたように安来も低いです。東京よりははるかに高いですけども、島根県内でもそう褒められるとこではありません。その原因がどうしてなのかは、我々分析しなければなりませんが、ぜひともその自然増、出生率を上げる、そしてまた社会増、安来にいろいろ入ってきていただき定住していただく、流入人口をふやす、両方大事であります。よろしくお願いします。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) なるほど、両方だと思いますけど、市長さん、なかなか限られた財源の中で、そりゃ市長はなかなか難しいことだと思います。ただ、私の意見を述べさせてもらいます。私は、このたび市長の当初予算に100万円の企業の誘致の、どこにしようかというようなことを考えております。僕は社会動態の減を抑制することに財源投資していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 それでは、市庁舎建設の主要3事業について、市民の情報提供等をどのようにされているのか、今後の展開についてお伺いしたいと思います。 ○議長(金山満輝君) 清水総務部長。 ◎総務部長(清水保生君) それでは、市庁舎のほうについてお答えをいたします。 庁舎建設につきましては、本年4月に策定した基本計画、これをホームページに掲載しております。概要につきましては、広報4月号にも掲載して市民の皆様にごらんをいただいたところでございます。また、本年5月に開催をいたしました基本設計書を決めるプロポーザル審査でございますが、公開によるプレゼンテーションを開催したところでございます。審査計画及び審査結果もホームページに掲載をいたしております。基本設計の策定過程におきましては、市民を対象としたワークショップの中でいろいろなご意見を頂戴いたしました。今後も市民の皆様への情報提供につきましては、市報、ホームページ、どじょっこテレビなどによりわかりやすい説明を行ってまいる考えでございます。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) ありがとうございました。 それでは、先月に新聞に載っていましたけど、安来庁舎の事業費の増加ということは、これは大体間違えないですか。 ○議長(金山満輝君) 清水総務部長。 ◎総務部長(清水保生君) 事業費の増につきましては、昨今の物価の高騰、労務賃金の上昇、これらが大きく影響しております。これは国策によります経済対策でございます。やむを得ないものだというふうに考えています。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) それによりますと約10億円を増、39億円の事業ということになりますけど、そうしますと市長、市長はこの分庁方式で現在地建てかえということで、当初55億円の切川地区の建物に対して大体23億円余りでこの分庁は建てられる、安くつくというのも一つの分庁方式の現在地建てかえの一つの要因でございました。ね、市長。そうすると、今言います約40億円になりますと、そうしますと広瀬の庁舎はまだ何の話もない、仮に建てると10億円以上かかります。そうしますと、当初言われた切川、今村に建てるという、50億とあまりかわりがなくなったということでありますね。 ○議長(金山満輝君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) それは数年前であります。55億円なら今インフレスライドでそれでは建ちません、当時の計画は。それをきちっと、今我々が建てるところだけにインフレスライド、当時その55億円というのはインフレスライドと関係ないと、それもかかります。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) 市長、もう切川、今村に建てとればもう支払いが始まってるんです。これも大体、支払いが始まる状況になってるんです。市長は今建てればというような話を言っておられるんです。まあ、いいですよ、これは。            (市長近藤宏樹君「ちょっといいですか」と呼ぶ) はい、どうぞ。 ○議長(金山満輝君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) もうこっちで建てるということでどんどんいろいろ手続踏んでやっておるのに、また切川に建設なんていう、また何年も前の議論になると私も納得いかないと思っております。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) 市長は現在建てたら物価も上がっていろいろなものが上がってるということを言われたから、私は今そういう答え言ったんです。 それでは、市長、要は分庁方式で、あなたは結局今広瀬に建てる庁舎のことを一切言っておられません。今、この間新聞にも出てました。浜田市が自治区制度を19年度末に廃止ということになっています。これも今運営することは大変できないからということで、そういう決断の方向性に向かっておられると思います。これを、分庁というのが今後できるかということは、大変私と葉田議員、2人は反対してますけど、今市長さんにはほかの議員さんはみんな賛成でありますね。だから、市長の今の予算に対しては皆さん賛成だということで進んでるということを確認したいと思います。 ○議長(金山満輝君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) それは議会の話でございますので、どういう、私がそうであるなんて言えません。 それと、もう分庁方式とかでまた何度も前の議論を、そういうことをぶり返すということは、せっかくいろんな手続を、議会の手続を踏んできた議会を、私は議会そのものを冒涜するものじゃないかと思いますよ。きちんとその手続を踏んでこられた、じゃあ議決なりそれなりの決定をどういうふうにまたぶり返してもとへ戻すんですか。それは私というよりも議会に対しての、それは本当に私は冒涜じゃないかと思いますけれども。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) 私は、議会の予算を通るということは皆さんが賛成してるということでじゃないですか。だから、そういうふうに受けとめていただければ何ら問題ないです。そこで反対してるのが2人おるだけのことです。それで浜田市の自治区制度をやめるということは財政的に厳しいということを申し上げておきます。 それでは市長さん、次、市民交流スペースについて、これいつこういうことがなったんですか、市民の皆様はこれをご存じですか。 ○議長(金山満輝君) 井上副市長。 ◎副市長(井上博君) 市民交流スペースということでご質問でございますが、4月にお示ししました庁舎の基本計画、それからその基本計画に基づきますプロポーザルによりまして庁舎建設の基本設計の業者を決めてまいりました。その基本設計におきますところのワークショップ、いろいろな面で市民の皆様方から市民が交流できるスペースというものをご要望のあったところでございますし、基本設計の中にもお示しをしているところでございます。この市民の交流スペースにつきましては、どこの場所にどうというところについては、この議会の中で明らかにさせていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) そこで、市民の方は結果的には2014年4月号にですよね。これ3月20日発行で何か書いてありますよね。その中に交流スペースというものに対して、何か600平米は市民交流スペースとちょっと書いてありますけど、市民の方は全然わかりませんよね。それで、今現在基本設計、それから実施設計に進んでいる中で、市民の方は何らわからないうちにこういうものができるということを思われるんですよね。 ○議長(金山満輝君) 新田副市長。 ◎副市長(新田典利君) まずは、その4月の広報の段階では6,900という市庁舎の規模の中に市民の皆さん方に活用いただくようなそういうスペースを含めて6,900でございますということで、それは600平米の規模でございますという意味での説明でございます。それを、具体的に基本設計を進める中で、市民の皆様のワークショップも含めながらどういったものをつくるのかというようなご議論をいただいております。まだその場所につきましては決まっておりませんので、先ほど井上副市長申しましたけれども、この基本設計を進めていく中でその交流スペースの考え方について整理しておくということになりますから、それが決まってから市民の皆さんにはお話をしていくようになろうかと思います。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。
    ◆12番(永田巳好君) ありがとうございました。 市長は2年前の市長選挙で、相手候補と拮抗した選挙戦でまた投票の結果はそうでございました。その折、2年の前の、当初3月議会の一般質問である議員に対して、これからは市民目線で政策を行っていくということをおっしゃっておられます。だけど、市民目線というのはどこを市民目線かなと思いながら、私今聞いたわけでございます。 そこで市長、多岐にわたる自治体運営においては、時には住民の声を聞く、酌み取るため、専門的な意見を必要とする事業などに対し、地方自治法は第138条の4の第3項で、普通地方公共団体は法律または条例の定めることにより、執行期間として自治紛争処理委員、審議会、調査会、その他の調停、審査、諮問又は調査のために機関を置くことができる。ただし、政令で定める執行機関についてはこの限りではないと制定し、各種審議会や委員会を設置することが認められております。これは、安来市は行革などでは審議会、市長さんが諮問または答申していただいておるわけです。ここの3つの事業が大変厳しい中で、行われるためにおいて、委員会だけでなくて、附属機関じゃなくてきちんとした審議会を、条例に基づいたものをされたほうがよかったんじゃないかということを申し上げたいと思います。 ○議長(金山満輝君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) この建設に当たって、もちろん我々がどれぐらいの規模でどれぐらいの予算でということをまずお示しして、それからまた議会の特別委員会、議会で練っていただいて、そしてまたプロの設計者に設計してもらう。そして、市民の皆さんのワークショップを経て、本当に我々は各界各層、あるいは団体の意見を聞いて、ここまで進めてきたつもりでございます。本当に私、今まで行われたよりもはるかに手順を踏んで、特別委員会も何十回も開いていただいて、あるいは視察にも行っていただいてここまで来たわけなんです。また4年前も5年前の話を出され、そういうことではなかなか本当に市民の皆様納得しないと思います。きちんと建設的な意見をいただきたい、こういうふうに思います。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) 市長さん、私は市長のために今言ってるんです。先ほど清水部長、また今後の財政は大丈夫です、真面目な顔して言われ、これをテレビで見てる方は本当に清水部長が真面目な顔で言われら、財政は間違いないわと思われます。ただ、果たして夕張市でも、財政が厳しくなっている自治体も、みんな市長さんもその担当部局は大丈夫と言っておるんです。それは間違えないです。ただ、真面目な顔して言われたのかは私も見てないのでわかりませんけど。それほど市長さん、財政に対してのことですよね、何でもこの進め方、基本構想ですよ。基本構想についても市民目線に立って丁寧に丁寧にされるべきが、市長さんも後からいいんじゃないですかということを僕は提案してるんです。きのうみたいに集まっても人が集まらない、招集しても集まらんなら、何人も集まらんなんて言わないで集める努力をしながら集めて、出前講座とかいろいろさせてると思いますが、そういうところで説明して、さらに議会は、議会の特別委員会、また議会だけじゃないですよ、市長。市長のために私言ってあげてるんです。 ○議長(金山満輝君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) 夕張市なんか出されますけど、夕張は実質公債費比率は36%も7%も、そういうところを何でも引き合いに出して安来市と同じようにしてもらっても困ります。ですから、そういう極論をしないで、我々は本当に懇切丁寧に説明をしてワークショップもしていただいて、そして特別委員会、本当に何十回ですよ、何年もあちこち視察へ行っていただいて、そして皆さん方の意見をいただいて少しずつ進んでる。それを、ことも財政も何も説明ない、本当に公債費残高もきちんと数字を出して、基金残高、実質公債費比率、特例債、これだけきちんと出してやっておるという、私はもうこれ以上じゃないですが、もうそろそろ結論を出していただかないと、いつまでもああだこうだ言われると本当に私は大変心外でございます。市民の皆さんに本当に今やらないと、150億円かかるものが50億円でできるんです、手持ちで。今しかないんです。これから60年、70年もつものをつくろうと思ったらぜひとも早くやらないと、応札があるかないかわからない。そして落札するかどうかわからない。そのために国はインフレスライドということを認めてるんです。国は、物価が上がってるからそれだけは認めなさいよ、47都道府県、みんな通達出してる、市町村も全部そういう条項をつくってる。それで上げます、物価スライドをさせます。そしてその財源はどうかといったときにるる説明をしております。ですから、殊さら長引かせるのではなく速やかにこれを遂行させていただきたい、こういうふうに思っておるところでございます。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) 今夕張の実質公債費比率のことを言われてます。それまでの流れの中でのことを言ってるんです。それは市長さん、夕張にしても財政が厳しくなったところでも、市長さんせっかく言われたので、みんなそれは悪くしようと思ってる人なんかいないんですよ。議会も通ってるし、通ってますけど、そういうことになるときには誰も大丈夫だって言っていたんです。市長さん、それ結果的に、僕は今審議会などをつくられたほうがいいんじゃないんですかと、市長さんのために後からは、審議会のほうもこういうことで意見があって大変間違えなくこれはいいと言われたのが、市長さんのためにいいんじゃないんですかということを私言ってるんです。決して市長さんが、これって結論を出す、そういうことまで僕は何ら把握したことないし、進んだこともないです。結局、財政は今がいい、いいって言っておられますけど、次にまた財政もいきますけど、その財政を市民の皆さん、なかなかホームページ出た分に対してわからないです。あれがわかる人は、恐らくそんなにおられんと思います。だから、そのホームページに出される中財一つにしても工夫していただきたい。また、審議会制度になればもっとわかりやすくなりますけど、市長さん、そういう流れで、決して市長さんを僕はいじめるつもりで言ってるんじゃないです。市長さんへこれで聞いてるんです。そういうつもりで、またかたくなに何か私が攻撃してるようなことを言われますが、市長さんのために言ってるし、我々中期財政計画は議員の責任にもなるから言ってるわけでございます。 それでは次、市民会館のほうへ移らせていただきたいと思います。 市民会館の情報提供と今後の展開をお願いいたしますと思いましたが、とてもだんだん時間もなくなりまして、1つ市民会館の問題で僕一番心配してるのは、市長さんはこの1,000席のの使用できる、そこへ小さいホール、300のホールをつくるということで、1,000席は基本的には、安来節の全国大会、それから全国のど自慢、それから小・中学校の演奏会と言っておられました。もうかなり日にちがたちますが、市長さんの構想はどのようになっているのか、少なくとも基本構想で、本来はきちんと決めるべきであったですけども、今後実施設計に入るような状況になっているとき、市民会館の問題です。こういうことを聞くのも本当に恥ずかしいことだと僕は思いながら質問しますけど、1,000席から1,200席でもいいんです、それは僕はいいと思います。ただ、それをいかに活用していかに市民の皆さんと、またこれをよかったねということを、それをまたぶり返しますけど、それは僕は審議会等々にされたらよかったんじゃないかなということが、また一緒にひっつけてしまいますけれど、どうですか。 ○議長(金山満輝君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) 私は、キャパシティーという収容は1,000にこだわったのは、ちょっとちなみに説明をさせていただきますが、県民会館が1,619、出雲市民会館が1,210、大田市民会館が1,087、石央文化ホール浜田が1,152、石西文化会館が1,097、これ益田です。米子コンベンションが2,004、米子市公会堂が1,120、境港市民会館が1,108、これで同規模の境港、大田市でも1,100でございます。私は大体自分で1,100ぐらいないと、これからの文化、芸術、いろんな地方から呼んできたい。そういうものが、よその地域ではいろんな文化、芸術を呼んできてやっておるのに、安来だけはなかなか600でできない、800でもNHKのほとんどが、3分の2ぐらいは来てくれないです。ですから、ぜひとも最低ここは1,000ということで1,000をお願いしました。これからはこの内容を一生懸命いいものを催す、もちろんいいものを呼んでくるばかりじゃなくて地元の方にも活用してもらう、音楽でも何でも、そういうことを含めて、これを本当に有効的に活用していきたい、これも議会の皆様方、あるいはまた専門家に相談しながら、これから今度は中身も充実していきたいと、こういうふうに思っておりますのでよろしくお願いします。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) 改めてご意見をお聞きしました。 僕はそうではなくて、1つわかったのは、全国のど自慢大会にはどのぐらいの席がなくちゃいけないということを1つは私もわかったです。だけど、あとは何にもわかりません。要はそういう施設、その演劇者、いろんな方を呼ぶ、それを呼んで何をするかです。それが市民のために何になるかということです。それはいろいろ文化、芸術等々を市民の方にもう少し現在より、よりよくわかっていただきたいというのと、それによって何をするかということが市長さんの口から出ないです。だから、僕はそれを基本構想のときの問題と思います。だけど、いまだに市長さんからはそういうこと、よそがするから安来もこのぐらいでいいじゃないかというお言葉ばっかり出ます。僕は先の状況が言います。1,200でも1,300でもいいです。ただ、市長がこれを持ってきてこういうものをやって、私は安来はこういうふうにしたいということが、市長さんがそのことを出されないといけなかった。これはもう進んでますけれども。 ○議長(金山満輝君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) 文化を高めるということを、直接そこでどういう経済的な効果があるないということでなかなかはかれません。昔こう言った方がございます。文化、文化というて飯は食えるかというて言った人がおるんです。でも、文化というのは大事なものであり、パンと同じように、それも人間の根源的なものでございまして、文化度を高めるというのはぜひとも大事である、こういうふうに思っておるところでございます。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) だから市長さん、その文化度を高めることは誰もいいと思っています。施設は800が一番委員会の中で多かったらしいですけど、だけどそれは結局市長のそういう思いで1,000ぐらいでされるということになったようだとお聞きしてますけど、私決して市長の思いでなってばっかりだといけないと思って、今そういうことを言ってるんです。逆に、市長が断固としてこういうことをするからということはない限りは事業というのは進まないなと僕は思っています。市長はそれが今後どうなる、ぜひともそのことに対して十分に利活用する市民会館を考えていただきたいと思います。 それでは、先ほど市長が言われたとおり、文化、芸術から教育のほうへ行かせていただきます。 給食センター、もうきのう田中武夫議員のほうから給食センターは入札の運びになっているということでございましたので、これも1つお伺いしたいと思いますけど。 僕はこのあたりは反対したわけですよね、給食センターに対しては。それはなぜかと、基本構想です。基本構想の段階で、もう少しこれからの親御さんに対して聞かれるべきことは十分にあったかということを僕は思うんです。それがあって給食センターを、市長さんが前に僕が一般質問したときに言われたとおり、僕は給食センターは賛成しました。つくることでいいと言いました。ただし、市長と僕との違いは、結果的になると僕は給食センターは2カ所にしたかったんです。それは、市長さんは僕とその委員会、議員さんも一緒だったんですけど、自校方式は誰が見てもいいんですよね。だけど、それに耐える財政的なことを考えるとなかなかそういうのはいかない。だけど市長さん、2つの給食センターにするとかなり財政的には負担がかかると思いますけど、少なくとも平成34年度から全校が1つの給食センターで発送される、食材というか弁当が発送されるわけですけど。しかし、70分ぐらいかけて比田のほうへは行かれる予定でございますけど、なかなか雪が降ったらそういうこともならない状況でもあるし、またO157やいろんな関係が出たときに1つの給食センターではなかなか大変だなと思いながら、そういうことで基本構想からずっと僕と葉田議員さんは、もちろん市民会館もでございまして、また庁舎でございます。もう反対してきたわけでございます。みんな反対反対じゃないです。その基本構想できちんと私と考え方がある程度のことがなればいいですけど、なかなかそういうわけにいかなかったということで反対したわけでございます。 何かありますか。 ○議長(金山満輝君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) これもいろいろ皆様方にご協議を願って、基礎設計あるいは実施設計、今工事の入札もう終わりました。もういよいよ建つところでございまして、そのほうのそのようなご意見は2つがよかったんじゃないかなというのは、もっともっと前に議論していただいて、そしてそこで議決、議会で、いや、反対していただくとか、そういう手続を踏んでいただかないと、今もう建つようになって言われても大変私どもも困るところでございます。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) 私は基本構想のときから市長さんにこれ、私そんなこと言われると、次の市民会館のことをまたぶり返すようになりますけど、私は市民会館には市長さんにも申し上げました。あそこにもう一つ歴史博物館的なものを入れたほうが市民の皆さんは、また歴史博物館もかなり悪くなっています。そういうものを入れたほうがいいんじゃないんですかというご提言もしています。全部そういうことを言ってしまうと私も何か、市長さんそのあたりを考えてくださいませ。何を私がいまだに、みんなそのために反対してきてるんです。 そこで市長さん、僕は教育に対して食育が一番大事だと思います。その食育もこれからきちんと守っていただきたいと思います。ね、市長さん。 それと、これは平成9年から10年間、イギリスの首相であったブレア首相は、優先課題は3つある、1つは教育、2に教育、3に教育と述べられ、国政の責任者として高い見識を示された。もちろん日本でも教育は国家大計の大計、元小泉首相が就任当時の所信表明演説で、教育は最も優先すべき対策ばかりであり、教育に必要な財政措置資源を他に先駆けて確保し投入すると、このような米百俵精神を述べられたことも記憶にはまだあると思いますが、教育に対してはある程度かけていただきたいと思います。 そこで、最後になりますけど、財政計画、財政、今までに言いましたこの夕張、その他の破産したところ等々が、決して市長も首長も、それから議員も誰も責任とらんかったんです、とってないです。それは道義的責任はあると思います、これはあるでしょう。だけど、自分の財産を没収されたわけではない。それは間違いないことだと思います。だから、市民の皆さんも議会が賛成したから、市長がそうだからといって言われますけど、またそういう状態になったら市民の皆さんが一番悪いことになってしまいます、最終的には。ただ、清水さんに聞きますけど、平成28年から36年度は赤字財政計画、これ市民がなかなか理解できないんです。どう思います。わかるようにそのあたりをされるべきだと思いますが。 ○議長(金山満輝君) 新田副市長。 ◎副市長(新田典利君) 少しまだ最初のころのご質問にもかかわる話だと思います。 ああいう財政の関係のことは、今議員おっしゃいますように、その資料だけ見て、そういうことなのかというのはなかなかわかりにくいというふうに私も思っております。ですから、まずは中長期の見通しを出させていただいたところから一歩前進だと思っております。その上で、先ほどもございましたけども、我々はこの大きな事業が動く、それから将来的な見通しとしてきちっと市民の皆さんに大丈夫ですよとわかっていただくために、我々のほうから出向いて市民の皆さんにご説明をさせていただくようなことをやらなければならないんではないかというふうに市長とも昨日から話をしておるとこでございまして、今出ております収支不足というのは、そのときの瞬間、その年度でそれだけ見た目のお金は足りなくなりますが、それに備えるためにどこの自治体でも貯金というものをしております。安来の場合は、それに備えるための貯金がしっかりとあります。収支不足を補うためにこういう基金を設けなさいというのが財政調整基金で、自治法で認められたものでございます。それをここでしっかりと有効に使いながら、従来からの市民の皆さんへのサービスを低下させず、さらに向上させるように総合的に事業を展開していくということでございますので、市民向けの説明は紙に書いたようなところでわかりやすい形で、できるだけ工夫をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(金山満輝君) 永田巳好議員。 ◆12番(永田巳好君) 副市長さん、今財政調整基金、それから減債基金、それを使ってないからある程度よその自治体よりいいということは誰が見てもわかります。それを崩してないと、とりあえず崩さんこに予算が組めるということは立派だと思いますけど。ただ、その中期財政計画に戻りますけど、私前も言ったんです。投資的経費が13億円、その中に一般財源2億円、地方債が5億から7億円で、平成32年度からするというふうに言っておられますけど、これを私も大分調べました。なかなかこの一般財源を2億円でするなんていうところは、私自治体の名前だすといけないので、かなり悪い、人口もそんなに変わらん自治体で少なくとも7億、8億してるんです。そういうことは、僕は中期財政計画からつけかえで入れておられるなと思います、投資計画。 それとなおかつ、私は昨年9月に一般質問しました。この道路のひび割れ、20%以上、その他橋脚、橋梁の長寿命化計画の67億円に対しては、これは予算計画、中財のほうでは何ら変わっていないような私は気がします。舗装6,000万円、あとは橋梁の修繕費は1億2,000万円ということで、あとは市長さんも一言言葉を、また国がいいのがあればそれに付随してということでスタートしておられるわけでございますけど、自治体というものは自分のところをきちんと守るということをしていただきたいと思います。我々は道路の修繕をお願いしてもなかなか来ていただけません。これが現状です。なおかつこの3事業が決まりますと、恐らく……。 ○議長(金山満輝君) 永田議員、まとめてくださいませ。 ◆12番(永田巳好君) 限られた職員の皆さんは大変だと私思います。どうかそのあたりをきちんとお考えになって、財政は大変いいけと言っておられますけど、なかなかそれを理解していただく市民の皆さんに対して、どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(金山満輝君) 以上で12番永田巳好議員の質問を終わります。 以上で一般質問を終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 ○議長(金山満輝君) 日程第2、議第103号「安来市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 清水総務部長。            〔総務部長 清水保生君 登壇〕 ◎総務部長(清水保生君) 議案つづりその3の1ページをお願いいたします。 議第103号安来市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、この条例を別紙のとおり制定するものでございます。 2ページをお願いいたします。 あわせて説明資料をごらんいただきたいと思います。 このたびの改正は、人事院の勧告に基づき平成26年度分の職員給与について改定を行うものでございます。 勧告の内容でありますが、月例給、ボーナスともに7年ぶりの引き上げとなっております。月例給につきましては、民間との格差を埋めるため、世代間の給与配分の観点から若年層に重点を置きながら、俸給表の水準を平均0.3%引き上げるものでございます。ボーナスにつきましても、民間格差をとめるため、0.15月の引き上げとなっております。このたびの給与改定に際しましては、これまでの給与カット等による財政協力も踏まえ、職員組合との協議を重ねながら、今年度分につきましては人事院の勧告どおり給与改定を行うことで合意をしたところでございます。 第1条でございますが、後段で俸給表を別表、これは3ページから7ページにつけておりますが、別表のとおり改め、同条前段のところ、第25条第2項中、100分の67.5を100分の82.5に改めることでボーナスを0.15月引き上げ、8ページの附則第1項によりまして、本年の4月にさかのぼって実施をするものとしております。支給につきましては、附則の第2項によりまして、このたびの12月の勤勉手当で調整するものでございます。平成27年度以降につきましては、8ページに改正条例第2条及び附則の第1項ただし書きによりまして、引き上げ後の支給割合を6月と12月の勤勉手当で等分するよう再度改めるものでございます。 また、再任用職員につきましても、このたびの条例改正により、人事院勧告に基づき一般職に準じた取り扱いにより、ボーナスの支給を0.05月分引き上げるものでございます。 このたびの改正には約4,200万円の財源が必要となりますが、これにつきましては、まず既定予算の人件費から支出をすることとし、最終的に不足が生じる場合には3月に補正をお願いしていただきたいと考えております。 なお、今回の人事院勧告の中には、来年度以降の総合的給与制度の見直しが含まれております。これは地域の民間給与水準を踏まえ、俸給表の水準を平均で2%引き下げることとし、その引き下げ分で地域手当等を見直し、地域の水準に応じた給与体系とするものでございます。この来年度以降分につきましては、今後組合との協議により早期に合意形成を図り、3月議会に改めて条例改正を提案させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 以上、議第103号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金山満輝君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。 3番丸山議員。 ◆3番(丸山征司君) 詳しい内容に関しては、また委員会で後で聞いてもいいんですけれども、そもそも論のことでお伺いして申しわけないんですけれども、なぜこのタイミングでこういった改正の議案が出たのかどうか、もっと早く、例えば上程するのはもう時間的に難しかったのかどうかわからないんですけども、そこらあたりについてお伺いをしたいと思います。 例えば、次の議案のセンター建設などの締結などは、時間的にもう差し迫って上程になって、それで場合によっては即決みたいものもあろうかと思うんですけども、市の職員の給与という、いわゆるとても重大な大きな議案ではありますんで、できれば何日も前からでも議員に、例えば資料をお示しいただいたりとかそういう調整をされて、当然総務企画委員会に付託されると思いますが、そのあたりもっと早目に、そういうふうな調整だとかお示しいただいたほうがもっと十分な審議が、ほかの委員会の方も含めてできたんじゃないかと思うんですけれども、そのあたり、なぜこんなタイミングになったのかということだけをお伺いさせてもらいます。 ○議長(金山満輝君) 清水総務部長。 ◎総務部長(清水保生君) この給与改定につきましては、人事院勧告を受けまして、それから組合協議を行っての結果でございまして、最終的に組合との協議が調いますのが11月20日でございますので、この時期にどうしてもなるということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(金山満輝君) ほかにご質疑は。 19番遠藤議員。 ◆19番(遠藤孝君) 人事院勧告によって組合と協議して妥結したと、ということで今回提案されるわけですが、来年以降また2%引き下げとは、地域の水準に合わせた上でそういうことをやっていくんだという説明がありましたが、地域水準というのはどういう形態の費用の平均なのか、従業員数とか決まってましたら何かおっしゃっていただきたいと、こう思っております。 ○議長(金山満輝君) 清水総務部長。 ◎総務部長(清水保生君) 来年度以降の給与の総合的見直しでございますが、俸給表の水準を平均で2%引き下げるというものでございます。これは全国的に都市部と地方とで給与の差があります。民間と賃金格差がありますということで、それを踏まえ一旦2%全体的に下げた上で、その下げたとこから捻出する部分を地域手当ということで必要に応じて都市部のほうに振り充てるというような、そういうようなものでございますので、これにつきましてはまだ組合との協議が調っておりませんので、できるだけ早目に調整をして3月議会にお願いしたいということでございます。 ○議長(金山満輝君) 19番遠藤議員。 ◆19番(遠藤孝君) わかりましたが、その地域の水準という説明がございましたが、この地域の水準というのがどういう規模の費用を対象にして出してあるんかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(金山満輝君) 新田副市長。 ◎副市長(新田典利君) 済みません。明確な数字を覚えておりませんが、まず人事院勧告、それと県の人事委員会勧告と2種類ございます。人事院は先ほどの全国的な国家公務員のレベルを見るということで都市部との関係ですが、県の人事委員会の勧告のところで、要するに島根県の中での地方としての水準を見ましょうということで、これたしか人事委員会が従業員数の人数の規模で県内企業の、ちょっと件数忘れましたが、30人だか50人だかそのぐらいのレベルだったと思うんですけれども、それの給与の状態を見て水準を推し量って目安を考えるということだったと思います。人事委員会の勧告の中に、たしかその基準の抽出企業はどういったものかというのは書いてあったと思うんですが、今空で覚えておりませんので、申しわけございません。 ○議長(金山満輝君) 清水総務部長。 ◎総務部長(清水保生君) 企業規模50人以上かつ事業所規模50人以上の事業所、これを対象にしたものでございます。 ○議長(金山満輝君) よろしゅうございますか。 ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3及び日程第4 ○議長(金山満輝君) 日程第3、議第104号「安来市給食センター建設(建築)工事請負契約の締結について」及び日程第4、議第105号「安来市給食センター建設(機械設備)工事請負契約の締結について」の2件を一括議題として執行部より説明を求めます。 太田教育次長。            〔教育次長 太田健司君 登壇〕 ◎教育次長(太田健司君) 議案つづりその3の9ページをお願いします。 また、説明資料6ページには1階、2階の給食センター平面図を載せております。あわせてご確認いただきたいと思います。 議第104号安来市給食センター建築工事請負契約の締結についてご説明いたします。 安来市給食センター建設(建築)工事請負契約を次のとおり締結したいので、安来市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成16年安来市条例第59号)第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的、安来市給食センター建設(建築)工事。 契約の方法は一般競争入札でございます。 契約の金額は4億7,736万円でございます。 契約の相手方の住所・氏名は、安来市飯島町412番地1渡部工務店、大島工務所、丸永建設特別共同企業体、代表、株式会社渡部工務店代表取締役渡部義三でございます。 工事の概要でございます。基本仕様は、鉄骨づくり、折板、これは金属の屋根でございますが、屋根、一部2階建て、延べ床面積は1996.81平方メートルでございます。 建築工事につきましては、掘削工事、くい打ち工事、型枠工事、鉄骨等、給食センター建設に係る工事でございます。 続きまして、10ページをお願いいたします。 議第105号安来市給食センター建設(機械設備)工事請負契約の締結についてご説明いたします。 安来市給食センター建設(機械設備)工事請負契約を次のとおり締結したいので、安来市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成16年安来市条例第59号)の第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的は安来市給食センター建設(機械設備)工事でございます。 契約の方法は一般競争入札でございます。 契約の金額は2億5,110万円でございます。 契約の相手方の住所・氏名でございますが、安来市安来町431番地、アクアシステム株式会社代表取締役三澤孝志でございます。 以上、議第104号及び議第105号について説明させていただきました。 機械設備工事については、空調、換気、給排水設備、除害施設設備等の工事になります。よろしくご審議のほどお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(金山満輝君) 説明が終わりました。 議第104号について質疑はありませんか。 10番石倉議員。 ◆10番(石倉刻夷君) 心配ないと思いますが、建築工事でございますけども、附帯工事で外構とか、あるいは心配される記念植樹とか、気にするんなら、風よけですか、そういったものは入っておるかどうかということを聞いておきます。 ○議長(金山満輝君) 井上副市長。 ◎副市長(井上博君) 失礼します。 建築工事でございますけども、外構は入っておりません。この部分には含まれておりません。それから、植樹についても入っておりません。給食センター、安全衛生の関係で植樹については余り植えないというところのものがございます。HACCPの衛生管理の関係でございますので、植樹等につきましては極力少なくするように計画を持っておるところでございます。 ○議長(金山満輝君) ほかに。 11番岩田議員。 ◆11番(岩田拓郎君) 後で計算すればわかることだと思いますけれども、この給食センターの当初予算、補正予算合わせた額と、それから今回発注額のこの2つともの合計額と、それからそれが残ったといいますか、その差額についてお知らせください。 ○議長(金山満輝君) 太田教育次長。 ◎教育次長(太田健司君) 今回、議決は1億5,000万円以上の工事でございますので、そのほか電気工事がございます。電気工事につきましては、電灯・動力・受変電設備設置等でございます。これが、工事額が1億1,934万円、落札業者がサンベ電気株式会社でございます。その3つ、今回入札の対象となりますけれども、予算額が8億7,394万5,000円でございました。今回その3つの事業の落札が8億4,834万円ということでございますので、その差2,560万円余でございます。 ○議長(金山満輝君) よろしゅうございますか。            (11番岩田拓郎君「はい」と呼ぶ) ほかに質疑は。 9番田中議員。 ◆9番(田中武夫君) 今この2つの議決案件の相手先はわかりましたが、今言われた電気設備の議決を要しない入札ですが、聞きなれない名前だったもので、それは安来の業者ですか、どうでしょうか。 ○議長(金山満輝君) 太田教育次長。 ◎教育次長(太田健司君) 本社は松江にありまして、安来にも営業所があるようでございます。 ○議長(金山満輝君) 9番田中議員。 ◆9番(田中武夫君) 今上程されておるのが議第104号、議第105号ですが、その基本的な流れとして、昨日も申し上げましたけれども、入札案件で安来の業者ということが非常に市長もそう言っておられましたし、もうちょっと、これは入札案件は安来市内の雇用がたくさんあるぞというふうなことも考えていただかなければならないとというふうに思ってますので、これ意見です。 ○議長(金山満輝君) ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第105号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 議第104号及び議第105号の2件については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第104号及び議第105号の2件については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 議第104号について討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議があるようですので、本件は起立によって採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(金山満輝君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 議第105号について討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議がありますので、本件は起立によって採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(金山満輝君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。 来週からは各委員会でございます。よろしくお願いをいたします。 ご苦労さまでございました。            午後0時7分 散会...